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ボリンジャーバンドの基本と使い方

売り目線の相場推移

 

 

移動平均線に次いで利用されることが多いインジゲーターの一つに「ボリンジャーバンド」が挙げられます。
使用しているトレーダーさんも多いのではないでしょうか?

 

ボリンジャーバンドは色々な観点でアプローチし分析することができ取引を行うポイントを見極めやすくできる有能なインジゲーターです。
基本説明と使い方をご説明させて頂きます。

 

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ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドの前提概念として標準偏差と正規分布が用いられています。
いきなり難しい言葉が出てきましたね。

 

「偏差値」という言葉なら何となく聞き覚えは有りますかね。
大学受験などで良く「偏差値〇〇がこの大学の基準」とか言いますよね?

 

ボリンジャーバンドは大学受験の偏差値」のようなものと思っていただければこれからご説明する内容が分かりやすいと思います。

 

平均値からどれぐらい値動きにばらつきがあるのかを標準偏差で算出して、値動きの収まりやすいポイントが視覚で簡単に理解しやすいようにされているインジゲーターです。

 

ある一定の確率で値動きが収まりやすいレンジを「σ(シグマ)」と呼びます。
そして、平均値からみて上のレンジを+1σと呼び下のレンジを−1σと呼びます。
さらに、2倍したものが+2σ・−2σになります。

 

画像付き解説

ボリンジャーバンド解説画像

 

上記チャート画面には1σ〜3σのバンドを表示しています。
赤色→±1σ、緑色→±2σ、青色→±3σ。

 

参考までに3σまで表示させていますが、正規分布の理論ではσごとにそのシグマ内に収まる確率が出ています。

 

+1σ、−1σに収まる確率は約68.2%
+2σから−2σに収まる確率は約95.4%
+3σから−3σに収まる確率は約99.7%

 

という数値です。
この確率を頭に置いた上で先ほどのチャートを見て下さい。
何か所か3σ到達している所はありますが、ほぼ±2σ以内での推移となっています。

 

注意点

確率だけを鵜呑みにして取引をしていると予測を誤る場合があります。
あくまで20日設定など限定された期間内での話です。

 

為替は世界情勢で大きく変動することもあり、重要な経済指標の発表や要人の発言などにも影響を受けます。
そのため、いくら±3σまでに収まる確率が99.7%だとしても突発的に3σを抜ける場合もあります
その点は注意が必要です。

 

ボリンジャーバンドの設定方法

ボリンジャーバンド設定画像

 

ボリンジャーバンドの設定画面を開くと期間、表示移動、偏差の3つの設定があります。
先ほどの「σ(シグマ)」の設定は画面上の赤枠「偏差」で行います。

 

期間は何日分の数値を算出するかを設定しデフォルトでは20日設定です。
この20日間はそのまま使用してもらえれば良いです。

 

なぜ20日設定なのか?

理由としては、市場は平日の5日間開いています。
平日でも祝日が重なると市場が動かない日(特に年末年始など)がありますので1か月4週間計算すると20日になるという理由です。

 

もちろん、任意の数字を入力することは可能ですので微調整などして頂いても問題ありません。
ですが、管理人としては上記の理由から20日設定をおすすめします。

 

ボリンジャーバンドを使用した取引手法

ボリンジャーバンドを使用した取引手法としては、「逆張りエントリー」での取引内容が多いと思います。

 

バンドタッチを確認した後の逆張りエントリー

冒頭でお伝えした通り、ボリンジャーバンドの基本理念は標準偏差と正規分布です。
バンド内に収まる可能性を考慮し、±2σにタッチしたらそこからの相場の跳ね返りを狙ってエントリーをする方法です。

 

±1σ内に収まる確率は68.2%あるので、この範囲での取引も可能ですがレンジ相場になりやすい範囲でもあり、安易にエントリーを繰り返すと勝率は悪くなってしまう傾向がありますので、±2σを基準としたエントリーが主流です。

 

注意点

あくまでバンド内に収まる確率であり、バンドタッチして跳ね返る確率ではありません。
どういうことかと言うと、バンドに相場がくっついて推移する場面(バンドウォーク)が発生します。
トレンド発生中は明確なトレンド転換を捉えたうえでエントリーをしないと利益には繋がりにくいと考えます。

 

バンドウォークを利用した順張りエントリー

先ほどお話したバンドウォークを利用した順張り手法もご紹介致します。
バイナリーオプションとダウ理論の関係でもご紹介しましたが、トレンド発生中は明確なトレンド転換が発生しない間はトレンド継続するというダウ理論のもと、バンドにくっついた状態の流れに乗る順張りエントリーも有効な手法の一つです。

 

注意点

サポートライン・レジスタンスラインを併用し相場の抵抗の強いラインをしっかり見てエントリーを行わないと突如バンドから相場が離れ始めエントリー方向と逆に動き始める可能性もあります。

 

ローソク足・平均足での分析が主流で皆さんも利用していると思いますので、実体の大きさやヒゲの長さにも注意しながらエントリーをするようにしてください。

 

ボリンジャーバンドの幅について

ボリンジャーバンドを活用していくにあたり2種類の状況が存在します。

 

バンド幅が狭い時
バンド幅が広い時

 

幅の狭い広いでどのような違いがあるのでしょうか?

 

バンド幅が狭い時

ボリンジャーバンドの幅が狭い画像左の画像がバンド幅が狭い時の相場推移です。
1σ〜3σまでの幅がかなり狭いです。
このような状況は「レンジ相場」という事が分かり、バンドタッチによる逆張りエントリーを行ったとしても、相場自体に動きがなく不発に終わる可能性も大きいので左のような状況下ではエントリーを見送る方が得策です。

 

バンド幅が広い時

ボリンジャーバンドの幅が広い画像
バンド幅が狭い状況から広い状態になったら、レンジブレイクしてトレンドが発生している状態です。
バンド幅が広いという事は、それだけボラティリティ(値幅)も見込め、バンドの跳ね返りを狙ったエントリーでもしっかり相場が動いてくれます。

 

またトレンド発生中であれば、そこを狙った順張りエントリーも可能です。
その日その日の相場の「顔」をしっかり見ながらどの手法を使うか見極める必要がありますので、その点は経験値を積んで使いこなせるようになってください。

 

まとめ

今回はボリンジャーバンドについてご説明をさせて頂きました。

 

ボリンジャーバンドは価格推移の方向性やトレンドを見極める時にも能力を発揮します。
使い慣れてしまえば、かなり強力なインジゲーターですので、まず基本事項をしっかり押さえたうえで使用してみてください。

 

ただし、ダウ理論でもあるようにトレンド発生中は転換サインがでない間は継続するという話もありますので、逆張りエントリーを多用したり、ナンピンを続けているとかなりの損失を出してしまう恐れがあります。

 

デモトレードなどでエントリーポイントを見極めるようになってからリアルトレードを行いましょう。


【最後までお読み頂き有難う御座います】
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